「職人がつくる」
本物の木の家。
伝統工法で作る木の家を
熟練された大工が
家の柱1本1本から
建具まで手づくりする
「伏見」の造る日本家屋は
昔ながらの手刻みによる木材加工から
家の骨組み、墨付けまで
すべての工程が職人による手作業。
竹小舞組み、土壁中塗り仕上げや漆喰塗りなど、
伝統的な工法にもこだわった
「職人がつくる」本物の木の家です。
私ども「伏見」では一般住宅はもちろんのこと、
伝統的な「木」を最大限に利用し、
その特徴を活かした住宅建築を心がけています。
檜、欅、茅、松、杉、櫟、楠・・・
あらゆる「木」を駆使し
自社倉庫で5~10年程度寝かせて
自然乾燥したものを使用するため
家全体が木の優しい香に包まれます。
家族にとって心安らぐ場所。
そして何代にも亘って繁栄する・・・。
そんな家造りを私たちは目指します。
concept.1
粋を極める。
職人が創りだす和の世界。確かな技術から生まれる粋な空間。良い素材、確かな技、本物を知る感性、腕利きの職人集団が手間を惜しまずこだわり抜いた末に作り上げられるものだけがデザイン美と呼ばれる価値を持ちます。
concept.2
真面目に丁寧に。
何倍も手間がかかろうと常に最善のやり方を選びやるべきことをやる。些細な妥協も許さず、手を尽くす。たとえ隠れてしまうところでも。苦労の跡は誰にも見えない。でも、それでいい。
concept.3
坪単価70万円〜
木をふんだんに使った和の趣ある家は高いと思われているかもしれない。でも、住まいの伏見では木材の一括購入と自社管理そして職人の心意気によりコスト削減と品質を高め写真で見るような木造りの家を坪単価70万円で実現。
伝統の木組み
無垢材に炭を打ち、手で刻むことにこだわりを持ち、プレカット品は一切使いません。木の持つ特性を生かし、梁と梁とは継ぎ手で結び、込み栓を打ち込む。柱と柱は通し貫でくさびと込み栓で固めていく。部材の独特の木組みで構築した建物は地震や強風に耐える事もできる。天然の厳選された無垢材をだけを使い、伝統工法を守り、腕の良い大工が創る。100年先を考える確かな家づくりだと思っています。
継手つぎて
部材と部材を同じ方向で繋ぎ合わせる方法。
全て大工の手刻み。
プレカットとは建築ようの部材を事前に工場で加工しておくことです。最近のプレカットは、設計の図面のコンピューター化により、CAD入力と連動させ機械によって加工されます。それにより、建築期間を短縮したり、人件費の抑制ができるようになりました。
しかし、熟練した大工は手刻みによって一本一本の木の特性に合わせたり、現場の状況に合わせたりなど、機械にはできない微妙な調整を行うことができるのです。プレカットにより、このような高度な技術が途絶えることにならないように、「住まいの伏見」では、大工の技術の向上や伝統工法の伝承に力を入れています。
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■ プレカット
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■ 伏見の手刻み
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■ 腰掛け蟻継ぎ
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■ 追掛け大栓継ぎ
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■ 金輪継ぎ
木の釘「込み栓」こみせん
金物も頼らず柱の引き抜きに耐えるように考えられた技。梁と梁とを交叉させ、柱に大きな「ほぞ」を喰い込ませ込み栓でとめる。
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■ 込み栓
貫工法ぬきこうほう
鎌倉時代に始まったと言われる伝統工法の一つ。柱と柱の間に「通し貫」と言う木材を水平に貫通させ、その接続部にくさびと込み栓を打ち、貫を固定させます。
貫を入れて竹小舞(たけこまい)を藁縄で編んで土壁を4回塗り重ねる。耐震性に優れた柔構造で粘りのある耐力壁と言えます。
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■ 柱と貫(平行)くさびと込み栓
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■ 柱と貫(四方)くさび止め