真っ白な漆喰と焼き杉板の外観が、風景に馴染むしっとりとした佇まいは敷地内を流れる水の音も風情があり、住む人を豊かにしてくれる。そんな一邸となりました。昔ながらの古いものを残しつつ、一つ一つ丁寧に職人が時間をかけてつくった室内は檜・地松・欅・カエデ・杉・栗など、今回も数種類の天然木をふんだんに使用しました。リビングの造作棚には、楓(カエデ)の一本木を使用。収納部分の建具は職人の細かな細工が室内の空間をより美しく温かく包み込みます。そして旅館のような坪庭は、開放的で人目を気にせず景色を楽しみながらのびのび暮らすことが出来ます。